「運動不足」と「筋力不足」は何が違うの?
「最近運動不足だから体がつらいのかな…」
「筋力が落ちてきた気がする」
このように感じたことはありませんか?
運動不足と筋力不足は似た言葉ですが、実は少し意味が違います。そして、この違いを知ることで肩こりや腰痛などの不調を改善するヒントが見つかることもあります。
今回は、「運動不足」と「筋力不足」の違いについてわかりやすく解説します。
運動不足とは?
運動不足とは、その名の通り「体を動かす機会が少ない状態」のことです。
例えば、
- デスクワークが中心
- 車移動が多い
- エレベーターやエスカレーターをよく使う
- 休日も家で過ごすことが多い
といった生活を続けていると、体を動かす量が不足しやすくなります。
運動不足になると、
- 血流が悪くなる
- 関節が硬くなる
- 疲れやすくなる
- 肩こりや腰痛が起きやすくなる
といった変化が現れます。
つまり、運動不足は「体を動かす習慣の問題」と言えます。
筋力不足とは?
一方で筋力不足は、「筋肉の力そのものが低下している状態」です。
例えば、
- 階段で足が疲れやすい
- 長時間立っていられない
- つまずきやすくなった
- 姿勢を保つのがつらい
といった状態は筋力不足のサインかもしれません。
筋肉には体を支えたり、関節を安定させたりする役割があります。
筋力が低下すると、体を支える力が弱くなり、その分だけ肩や腰などに負担がかかりやすくなります。
運動不足=筋力不足ではない
ここで知っておいてほしいのは、運動不足と筋力不足は必ずしも同じではないということです。
例えば、
毎日仕事でたくさん歩いている人でも、筋力トレーニングをしていなければ筋力が不足していることがあります。
逆に、
筋トレを習慣にしている人でも、普段ほとんど歩かず座りっぱなしであれば運動不足の状態になっていることがあります。
つまり、
- 運動不足=体を動かす量の問題
- 筋力不足=筋肉の力の問題
という違いがあります。
不調改善には両方が大切
肩こりや腰痛を予防するためには、
「体を動かすこと」と「筋肉を維持すること」の両方が大切です。
例えば、
- こまめに歩く
- ストレッチをする
- 軽い筋トレを行う
- 長時間同じ姿勢を避ける
といった習慣を取り入れることで、体への負担を減らすことができます。
特に年齢を重ねると筋力は少しずつ低下しやすくなるため、意識的に体を動かすことが重要です。
まとめ
運動不足と筋力不足は似ていますが、実は別のものです。
運動不足は「体を動かす量が足りない状態」、筋力不足は「筋肉の力が低下している状態」を指します。
肩こりや腰痛の原因は、どちらか一方ではなく両方が関係していることも少なくありません。
「最近疲れやすい」
「肩こりや腰痛がなかなか改善しない」
そんな方は、運動量だけでなく筋力の状態にも目を向けてみましょう。
当院では、お体の状態を確認しながら、日常生活でできる運動やセルフケアについてもアドバイスしています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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