疲れが取れない人ほど見直したい“呼吸”の話
「しっかり寝たはずなのに疲れが残っている…」
「休んでも体がスッキリしない…」
「夕方になるとぐったりしてしまう…」
そんなお悩みはありませんか?
疲れが取れない原因というと、睡眠不足や運動不足、年齢の影響などを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は見落とされがちな原因の一つに**“呼吸”**があります。
普段は意識することの少ない呼吸ですが、体の状態に大きく関わっています。今回は、疲れが取れない人ほど見直してほしい「呼吸」についてわかりやすくお話しします。
呼吸は1日に2万回以上している
私たちは生きている間、無意識に呼吸を続けています。
その回数は1日におよそ2万回以上とも言われています。
つまり、呼吸の質が少し変わるだけでも、体には大きな影響が出る可能性があるのです。
もし浅い呼吸を1日中繰り返していたら、体は常に効率の悪い状態で働き続けることになります。
疲れやすい人は呼吸が浅くなっていることが多い
本来、呼吸は肺だけでなく横隔膜という筋肉を使って行われます。
しかし、
- デスクワークが多い
- 猫背になりやすい
- ストレスが多い
- スマホを見る時間が長い
といった生活が続くと、胸や肩まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
すると呼吸が浅くなり、肩を上下させながら呼吸する状態になってしまいます。
この状態では十分な酸素を取り込みにくくなり、体が疲れやすくなることがあります。
呼吸が浅いと体は常に緊張モード
呼吸は自律神経とも深く関係しています。
浅く速い呼吸が続くと、体は「緊張している状態」と認識しやすくなります。
すると、
- 肩や首に力が入りやすい
- 寝つきが悪くなる
- 疲労回復が遅くなる
- 集中力が続かない
といった状態につながることがあります。
逆に、ゆっくりと深い呼吸ができると、体はリラックスしやすくなります。
肩こりや腰痛にも影響することがある
呼吸が浅い人は、首や肩の筋肉を使いすぎていることがあります。
本来は横隔膜が中心となって呼吸を行いますが、呼吸が浅くなると首や肩の筋肉が代わりに頑張らなければなりません。
その結果、
- 肩こり
- 首こり
- 背中の張り
などが起こりやすくなります。
また、呼吸に関わる筋肉は体幹の安定にも関係しているため、腰痛につながるケースもあります。
今日からできる簡単な呼吸チェック
ご自身の呼吸を確認する方法があります。
リラックスした状態で、
- 胸に手を置く
- お腹にも手を置く
- ゆっくり呼吸する
この時、胸だけが大きく動いている場合は呼吸が浅くなっている可能性があります。
一方で、お腹も自然に膨らんだり戻ったりしている場合は、横隔膜を使った呼吸ができていると考えられます。
深呼吸よりも「ゆっくり吐く」が大切
呼吸を改善しようとすると、大きく吸うことを意識しがちです。
しかし実際には、「しっかり吐く」ことの方が大切です。
息をゆっくり吐くことで自然と吸いやすくなり、体もリラックスしやすくなります。
まずは、
- 鼻から吸う
- 口からゆっくり吐く
- 吐く時間を少し長めにする
ことを意識してみましょう。
まとめ
疲れが取れない原因は、必ずしも睡眠や年齢だけではありません。
実は、
- 呼吸が浅い
- 体が緊張しやすい
- 酸素を十分に取り込めていない
といったことが関係している場合もあります。
呼吸は毎日無意識に行うものだからこそ、体への影響は想像以上に大きいものです。
「最近疲れが抜けないな…」と感じている方は、まずは自分の呼吸に少しだけ意識を向けてみてください。呼吸が変わることで、体の軽さや疲れやすさにも変化が現れるかもしれません。
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